令和になってもMPASMが半永久的に使えるPICアセンブリ言語開発環境構築手順書

2024年9月6日

Google Ad

本記事の主旨

PICマイコンをアセンブリ言語でMPASMを用いて開発する環境構築について説明する。

MPASMの後継であるpic-asは発表されてからあまり時間がたっておらず、未だMPASMを使用すべき場面はあると思われるためである。

本記事の目的

ページの目的を以下に記す。

  • Windows 10で動く
  • 半永久的にセキュリティ面で問題ない
  • 軽量動作
  • MPLAB X IDE最新版では使えないPICのアセンブラを使う

期間

2021年8月15日~2021年8月16日

開発に用いたもの

  • Windows 10
  • Pickit4

手順

VirtualBoxを使う

下図ページで[Windows hosts]ボタンを押下し、最新版のWindows用VirtualBoxをダウンロードする。

軽量OSを使う

MPASMは、32bit版のみ存在する。

そのため、32bit版OS上で動かす必要がある。

また、OSは軽量であるほうが良い。

今回は、有名な軽量OSであり、32bit版のサポートもまだ行われているLubuntuを採用する。

下図ページで、「32-bit PC (i386) desktop image」を選択しダウンロードする。

MPLAB X IDEを使う

Linuxのサポートが切れても、安全に使い続けたい。

そのためには、VirtualBoxのインターネット接続を切っておく必要がある。

しかし、インターネットを切った後は、ダウンロードできない。

そのため、MPLAB X IDEはWindowsであらかじめダウンロードする。

下図ページで、MPASMが付属している最新のMPLAB X v5.3.5をダウンロードする。

VirtualBoxの主な設定をする

ダウンロードしたLubuntuを、新規でVirtualBoxに取り込む。

その後、設定からネットワークを開き、「ネットワークアダプタを有効化」のチェックを外す。

USBを用いてVirtualBox内のLubuntuにMPLAB X IDEを移す

VirtualBox内でLubuntuを初期設定した後、WindowsでダウンロードしたMPLAB X IDEをUSBにコピーする。

その後、USBをPCから取り外して、USBをPCに再度取り付ける。

その後、VitualBoxのメニューバーの「デバイス」から、PCに取り付けたUSBを選択する。

その後、USBからMPLAB X IDEを、Lubuntu上の適当なフォルダにコピーする。

MPLAB X IDEをインストールする

sudo shを用いて、コピーしたファイルを実行する。

MPLAB X IDEの要所説明

New Projectでは、mpasmを選択する。

まとめ

現在MPASMを使うには、手順が煩雑である。

pic-asの開発が進めば、なるべく早くそちらに乗り換えるべきかもしれない。

おすすめの本

やさしいPICマイコンプログラミング入門

Pickit2を使用している等内容が古いが、PIC10F200(秋月で50円)について書かれているためおすすめである。

図解 PICマイコン実習―ゼロからわかる電子制御

PIC16F84A(秋月で300円)で少し高いが、ゼロからアセンブリ言語を用いてPICマイコンを学ぶのにわかりやすくおすすめである。

広告